Claude Code(Opus 4.6)に仕様を伝えてレビューするだけで、決済・認証・セキュリティ込みの Web サービスが出てきた。俺はコードをほぼ書いていない。
作ったのは事業アイデアの分析ツール(staff.ctun.net)。Next.js + Cloudflare Workers + D1 + Stripe の構成。
バイブコーディングで俺がやったこと
仕様を言葉で詰めて Claude Code に投げる。出てきたものをレビューして直させる。この繰り返し。
DB スキーマ、Stripe 連携、CSRF・CSP・rate-limit、フロント全ページ。全部このループで出てきた。セキュリティみたいに正解がほぼ決まってる領域は、仕様を詰めて投げれば精度の高いものが返ってくる。
仕様が曖昧だと出てくるコードも曖昧になる。ここの精度が全部に響く。
Claude Code が苦戦したところ
Stripe の Webhook 署名検証は Workers だと素直に動かなかったらしく、Claude Code に何周も投げ直した。最終的に解決したが、ここだけで丸 1 日かかった。
こういう環境固有の噛み合わせ問題は、Claude Code に丸投げしても 1 発では出てこない。人間がやっても同じだろうけど、「投げれば即解決」を期待してると痛い目を見る。
AI にデザインさせるとテンプレが出てくる
Claude Code に「いい感じに」と投げると、パステルグラデーション・角丸カード 3 列・Sparkles アイコン・「Get Started」ボタンという量産 SaaS テンプレートが毎回出てくる。AI slop そのものだった。
3 回出させて全部ゴミだった。試行錯誤の末に和紙色の背景、墨色と朱色だけ、書体は明朝体という方向が出てきた。「AI っぽくない」に振り切ったら やっと見れるものになった。
コードは任せられる。ただ「何を目指すか」の審美的判断だけは、ゴミを却下し続ける形でしか伝わらなかった。
線引き
Claude Code でいけたもの: DB スキーマ設計、Stripe Checkout、セキュリティ各層、フロント全ページ。
いかなかったもの: デザインの方向性、環境固有の噛み合わせ(即解決はしない)、「何を作るか」の判断。
出てくるゴミの選別が本業になりつつある。これが 2026 年のエンジニアリングらしい。